小平・市民オペラ協会

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練習日記

11月30日


早いもので11月も今日で終わりです。
そして本当に早いもので、今年の小平オペラの通常練習も今日が最後となりました。
あとは土曜日の舞台設定後の練習と、日曜日の公演を残すのみです。
今日はまず最初に井上先生から各人の注意点をお話しいただき、通し稽古の開始です。
皆さん完成度を高めようと、いつもにも増して精一杯の熱演です。
何度も練習を繰り返しているので見慣れた場面のはずですが、思わず大笑い(^皿^)♪♪
この楽しさを本番で少しでもお客様にお伝えすることが出来ればと思います。
今度の日曜日(12月7日)“ルネ小平”で、多数の方々のご来場をお待ち申し上げます。



11月23日


錦繍の秋ですね。黄金色の銀杏も、茜色の桜も、シックな薄茶色の欅もそれぞれの自分の色で輝いています。
私達もそれぞれが個性を発揮して舞台の上で輝きたいものです。
今日は毎年恒例の強化練習でした。
男性は大道具の組み立てのため朝9時に集合、10時に全員で発声練習開始です。
広めの会場を使い、場面転換や大道具の場所の移動も実際に行って練習します。
衣装や小道具もなるべく本番通りということで、 衣装の着替えの時間やドレスにハイヒールでの身のこなしなど確認事項がてんこ盛りでした。
本番に付けようと準備した女性達のウィッグがダンスをするときに飛んでしまうというアクシデントは 何件か発生しましたが、概ね無事に終了したようです。
私の場合は、演技に気を取られて佐々木先生の指揮を見そこなってしまう場面がありました。
それぞれが来週の練習の課題を胸に夜の8時過ぎに解散となりました。



11月16日


公演まであとわずか、今までの練習の成果を思う存分に発揮し・・・と行きたいところですが、 なかなか体は思うようには動いてくれません。
〇〇さんのあのセリフを聞いたら“笑い始める”とか、“大袈裟に反応する”など頭では分かっていても、 行動に移すまでの時間よりも音楽のテンポのほうが早くて、結局なんにも動けずとなってしまいます。
セリフや歌いながらの演技も難しいですが、それを舞台上で聞いて反応する演技もそれ以上に難しく感じます。
全員の全ての演技を井上先生に付けていただくわけにもいかないので、 各人が積極的に動いてみてしっくりいかないところを先生方に直していただくのが早道かもしれません。
今日はアンナとアンネが早めに来て“夢見る乙女”の場面の動きを相談しながら練習していました。
本番までもう一踏ん張りです。



11月9日


公演まで1ヶ月をきりました。
小平オペラでは、歌やお芝居の練習は勿論ですが、裏方の仕事にも皆 大忙しです。
衣装や大道具、小道具、公演当日のお手伝いの方への連絡やお弁当の手配等々、仕事は山ほどあります。
広報担当の私達は公演当日にお客様にお渡しするプログラム作りが佳境に入って来ました。
プログラムに乗せる“あらすじ”の原稿を見ていたら『こうもり』の時代設定は1874年とありました。
フランクは馬車でアイゼンシュタイン家にやって来ますが、 アデーレの叔母さんはしょっちゅう車にぶつかっています。
そして“見かけも設備も素晴らしい”という監獄の看守長の机には電話機がついています。
女性の社会進出はどうだったのでしょう。
『こうもり』に出てくる女性の職業は、女中や衣装係や教育係(家庭教師?)などで、 多分お金持ちのお屋敷に住み込みの仕事で、アフターファイブを楽しむなんて夢のまた夢だったのではと思います。
そんな女性達の中で一人気ままそうなのが“ファルケ”の恋人で、アイゼンシュタイン家の女中のアデーレの姉でもある “イダ”です。
小平オペラでは彼女の職業は特に決まっていませんが、オペラ通の“小平イダちゃん”によると バレリーナや看護婦という設定の演出があるそうです。
この時代の最先端の女性の職業だったのかもしれません。
パーティーにも慣れているし、「着るものが無いなら奥様のドレスを借りればいいわ」(もちろんないしょでです)とか、 「あなたは女優のオルガ」と妹のアデーレをその気にさせて、ついにはフランクに妹が女優になりたがっているので パトロンになって欲しいと頼みこんだりします。
頭が良くて機転が利いて実行力がある女性のようですね。
小平オペラでは“力持ち”というオマケもついています。
夫をとっちめようとするロザリンデや、嘘がばれても落ち込むこともなく “とにかくパーティーに行きたい”アデーレなど『こうもり』の女性達は皆パワフルです。
小平オペラのメンバーさん達も皆パワフルに頑張っています。
そしてオペラ博士も絶好調です。今日の***オペラ豆知識***をお楽しみ下さい。



11月2日


急に寒くなりましたね。小平では街路樹の花みずきの葉っぱが夕焼け色に染まり始めました。
11月に入り 通し練習が続きます。
場面の展開のテンポやセリフには少し慣れて来ましたが、小道具の扱いにはまだまだ練習が必要そうです。
パッとはおって登場する衣装の前後ろが分からなくなってしまったり、 胸元に忍ばせておいたはずの懐中時計がどこかにもぐりこんでしまったりとトラブル続出です。
黄門様の印籠のようにバチッとタイミング良く出てこないと物語の展開に影響してしまいそうです。

楽しみにしていた衣装合わせも始まりました。が、前回の演者のサイズに合わせたドレスのファスナーが・・・
今からダイエットはもちろん無理だし・・・(一年前からでも無理!!)
こちらは衣装担当さんの腕前とお客様の目の錯覚に期待するほか無さそうです(>_<)



10月26日


今日から通し練習の開始です。
自分が登場しない場面は物語のテンポの良い展開にすっかり観客になり楽しんでしまいますが、 自分が演じる側になると冷や汗ものです。
『私はこんな人』では無い知恵を絞り、想像の翼を最大限に広げて人物像を考えたのですが、 それを表現しなければならないということは忘れていました。
自分とはかけはなれた『こんな人』をどう表現すれば・・・・。
加えて、そろそろ怪しくなってきた音楽表現。
『私はこんな人』の宿題のときはヒントを探して歌詞や台本を熟読しましたが、 今度は改めて楽譜を熟読する必要がありそうです。
メンバーさん達が書いた『私はこんな人』はなるほど~という発見がありましたが、 夫婦喧嘩の火種にもなったようです。(もちろん役柄上のご夫婦です!)
パーティーの名司会者のリッチ夫妻、リッチ夫人は 自分達は “自他共に認めるおしどり夫婦”という認識だったようですが、 『私はこんな人』の中で夫のリッチ氏は“過去の浮気”を告白しています。(もちろん役柄上の架空の話しです。)
リッチ夫人は役柄とはいえ信じていた夫に裏切られた思いでいっぱいになり、 リッチ氏と話し合いの場を設けたそうです。
そして結局、“現在は仲良くやっている”というリッチ氏の状況設定に基づき、 仲良く役柄を演じましょうということになったそうです。
ですが、脛に古傷を持つリッチ氏の立場は微妙に弱くなったようです。
こんな話しを聞くとリッチ氏の「私など女房には頭が上がりません。」 というセリフに妙にリアリティーを感じてしまいます。
そしてリッチ夫人の、自分のモヤモヤを払拭し、和解をしつつも上位に立つというお手並みはさすがです。
歌やお芝居以外にもいろいろ学んでしまう小平オペラです(*^_^*)



10月19日


練習日もあと数えるほどになり、今日は通し練習をするにはまだ不安が残る場面の部分練習が行われました。
実は先月の半ば頃、小平オペラの会長さんの発案で『私はこんな人』という宿題が出されました。
“私”というのは勿論『こうもり』の出演者としてのキャラクターで、 台本や歌詞の中に出てくる“事実”と、その役を膨らますために自分が“想像”した“外見”や“内面” そして“周りの人をどう思っているか”を書き出し提出するというものです。
それを会長さんにまとめていただき、皆に配布しました。
自分の役についてのイメージは皆それぞれ持っていたとは思いますが、 書き出すとなるとけっこう頭をひねるものですね。
これは9月半ば時点のメンバーさん達それぞれの意見なので、先生方のお考えと違っていたり、 その後の演出で変更になったり、ダブルキャストのロザリンデやアデーレは 2人のイメージのすり合わせが必要になったりします。
でもこの宿題のおかげで自分の演じたい役柄がクリアになったようです。
今日の練習では、あの「彼氏は黒髪がいいか金髪か」で悩むアンナとアンネの キュートで田舎っぺな少女達のキャラが立ってくると、 相手役のクリスティーナの真面目で控え目で都会的なキャラが引き立ってくるように思えました。
そして何よりも、皆が自分の役に愛着を持って楽しみながら演じているのが良くわかります。
自分の妄想を公開するのは恥ずかしいのですが、会長さんの命により この場で公開です! ***『私はこんな人』*** (新しいウィンドウ またはタブで開きます。)
多少のネタバレは否めませんが、どうぞお楽しみください(*^_^*)



10月12日


今日は3連休のど真ん中でしたが、全員出席という素晴らしい成績でした。
メンバーの皆さん、何はともあれ『オペラ優先!』のようです。
おかげでたまたま今日になった 公演会のプログラム用の写真撮影も一気に全員終了!バッチリでした。
毎年 メンバーさんのご家族の方が総出で、本格的な機材と自慢の腕前で素敵な写真を撮って下さいます。
12月の舞台の成功は メンバーさん達の歌やお芝居の頑張りはもちろんですが、 音取りやセリフの練習に付き合ってくれたり毎週の練習に気持ち良く送り出してくれたりする 有形無形の家族の協力があってこそですね。感謝です。
・・・・なんだかちょっとしんみりしてしまいましたが、 目の前ではいつもの通り元気にベアトリーチェが酩酊しています。
あっ!オペラ博士も絶好調です(^.^)b
***今日のオペラ豆知識はこちらから***



10月5日


さあ、今日からは台本を持たずに練習です。なので珍セリフ・迷セリフが続出でした。
練習の最初に、自分のセリフは 相手のセリフをよく聞き、それを受けて言うようにとご注意をいただいていたのですが、 相方の予期しないセリフに頭の中で台本をパタパタパタと早メクリした人も多かったのではないでしょうか。
『こうもり』は喜歌劇なので、今日は更に喜劇の登場人物らしい声のテンションや歌い方、セリフの言いまわし、 決めポーズ(?)などに注意して練習しました。
佐々木先生や井上先生の 楽しくって納得!のお手本に、 ノリのよい小平オペラの面々はすっかり『喜劇な人びと』になっていましたが、 最後に佐々木先生からひと言ご注意が。
「皆さん、これは貴族のパーティーです。ダンスはエレガントに!!」
あらら・・・『喜劇』に夢中になりすっかり『紳士淑女』を忘れていました。
春先からずっと苦労していた『セレブな笑い』や『貴族の歩き方』、どこに行っちゃったんでしょうか?

※お知らせです。
今年の公演『こうもり』のチラシが完成しました。
例年どおりメンバーがお配りするほか、会場となる“ルネ小平”や小平市内の公民館や地域センター、 福祉会館などに置いてあります。
遠方の方はこちらの画像でご覧下さい。
(クリックすると新しいウィンドウまたは新しいタブで開きます。)
皆様のご来場を心からお待ちしております!(^^)/



9月28日


抜けるような青い空に涼やかな風と、ほのかに香る街路樹の金木犀の花、秋ですね。
反復練習に入った今日この頃ですが、井上先生の演出はどんどん細い部分に及んで行きます。
舞台の前方では『2週間も監獄に入ることになったアイゼンシュタイン』が『妻のロザリンデ』としばしの別れを嘆く “クッサイ芝居”をしています。
この場面は劇中劇になっていて、監獄入りの前にパーティーで憂さ晴らしをしようとウキウキソワソワしている アイゼンシュタインと、夫が出掛けてしまえばパーティーに行けるとこちらもウキウキしているロザリンデが、 お互いに本心を隠して涙の別れをする場合です。
今迄の小平オペラでは正統派の二枚目のお姫様役が多かったロザリンデちゃんが挑戦する初の三枚目の演技と、 まるで演歌?のように切々と訴える
 ♪♪♪ひとりになるのね、もう明日から。どうすればいいの・・・・♪♪♪
の歌にご注目です。
そして舞台後方では、アイゼンシュタイン家の女中達あのアデーレ、双子のアンナとアンネ、 衣装係のクリスティーナがなにやらコソコソと。
『家政婦は見た』ばりにご主人様や奥様の様子を伺ったり、 楽しくなってしまって“お尻フリフリダンス”が始まったりしています。
いやぁ~、見所満載ですね♪♪♪(自画自賛!?)

芸術の秋、そして学問の秋ですので・・・今日の **オペラマメ知識 その11***です。



9月21日


暑さ寒さも彼岸までと言いますが、朝晩はぐっと気温が下がり秋めいてきました。
小平では公園の片隅などでかわいいどんぐりや真っ赤な彼岸花を見かけたりします。
今日は井上先生のご指導で演技中心の練習でした。
まずは合唱部分の、音やセリフをきっかけに静かに入場するとか、賑やかに歓談する、ストップモーション、声は出さずにシルエットだけで演技などを皆で確認します。
演奏時に先生の指揮で直接指示をしていただけない この「群衆の動き」は、舞台の雰囲気を左右してしまうものですし、覚えづらく難しいものです。
舞台の前方ではアイゼンシュタイン家の女中のアンナとアンネとクリスティーナがなにやら話しています。
この3人はしょっちゅうお屋敷を抜け出してパーティーに行っているアデーレと違い今日がパーティーデビューのようです。
初めての舞踏会で貴公子を大勢見た、恋に恋をする乙女の双子のアンナとアンネは「あんな素敵な殿方が連れ合いだったらいいべな~(相当なまっています)」 「んだな~」と言いながら『どちらかと言えば髪の黒い方がいいわ♪』『私はブロンドがいいわ。優しそうだわ♪』と理想の男性像について歌い出します。
これに対して現実的なクリスティーナが『そんなことはあり得ない話しです♪』とにべもなく返します。
そこにオルロフスキー侯爵の教育係のお堅い賢女、ベロニカが加わりクリスティーナの加勢をします。
曲はオペラ《コシファントゥッテ》のなかの“どちらかといえば”です。
読者の皆様は誰の意見に賛成ですか?



9月14日


今日は久々の全員集合です。
先週迄の練習で全ての場面に演技を付けていただいたので、今日からは反復練習です。
自分が出ていない部分の「演技付きバージョン」は今日初めて見るものもあり、
半分はお客様目線で楽しんでしまいました(*^_^*)
今の課題は“次の展開を予測しないで動く”ことと“どうしてそう動くのか、その場面の気持ちを理解する”ことでしょうか。
後ろから声をかけられてから振り向くはずなのに最初から振り向いていたり、 もうストーリーを熟知してしまっているので『驚きかたが足りない!もっと驚く!!』と先生から注意をいただいたりします。
公演まであと2ヶ月ちょっと、これからが勝負!ですね♪♪♪



9月7日


先週に引き続き今日もアンサンブル部分の演技付けです。
場面は物語後半、監獄にやって来たアデーレが 女優になりたいのでパトロンになって欲しい!とフランクに頼むシーンからです。
あの“はにかみやのアデーレちゃん”、今日の場面はアデーレを演じるだけじゃなくて“女優のオルガ”になったり、
「どんな役柄だって演じられるわ!」と“村娘”や“女王様”になったり“パリのアパッシュ”も演じます。(歌詞の内容は****オペラ豆知識 その10****をご覧下さい。)
「演技は苦手・・・」と言っていた小平アデーレちゃん、はからずも役柄のアデーレよりも先に女優デビューしてしまったようですね(^.^)b
そして後半は男性8人による《女・女・女♪》の7重唱でした。
この曲はオペレッタ『メリーウィドー』の中の曲で、 『女を射止める手立てはいかに?♪♪♪』で始まり、『女にはかなわない♪♪♪』と歌い上げられます。
只今男性陣は、軽快な音楽に合わせた軽快な(?)ステップを練習中です。乞うご期待!!



8月31日


今日は合唱部分はお休みで、指定されたアンサンブル部分の出演者のみでの練習となりました。
まず最初は物語後半。
看守のフロッシュが監獄での夜勤明けの朝に、ついついポケットの酒瓶に手を伸ばしながら、
なかなか出勤して来ない看守長フランクの机に向かって
「オイ、フランク!!だいたいお前は看守長のくせになっとらん!!」と悪態をつく場面からです。
そこに登場するフランクも舞踏会でしこたま飲んでの朝帰りなので千鳥足でろれつが回らない状態です。
いずれ劣らず芸達者なフランクとフロッシュに演技指導の井上先生という3人の大酔っぱらいの出現で
、 練習会場がたちまちお酒臭い雰囲気に包まれました。
なんだか飲み会が終わって終電の時間が気になってしまうような気分になりましたが、勿論まだ昼間です。
そして後半は『こうもり』をご存知の方なら誰でも知っている有名な《時計の二重唱》です。
男性諸氏には気になるアイゼンシュタインが伯爵夫人の胸の鼓動を数える場面ですが、こちらは・・・公演当日に見てのお楽しみです。
公演は12月7日(12月の最初の日曜日)15時開演、会場はルネ小平です。皆さん見に来て下さいね~♪



8月24日


今日はアデーレのクープレの場面の練習です。
アイゼンシュタイン家の女中のアデーレは、叔母が車に跳ね飛ばされたと嘘をついて暇をもらい、 パーティーに出かけます。
ちゃっかり奥様のドレスとアクセサリーを拝借して着飾ったアデーレは “女優のオルガ”と名乗ってパーティーを楽しんでいましたが、 パーティー会場でばったりとアイゼンシュタインに出くわして
しまいます。
アイゼンシュタインに「うちの女中に似ている!」と言われたアデーレは、 「あなた最近目の検査をなさいました?」と開き直り、 ♪♪このしなやかな足、腰の細さを見て!!女中のはずないわ♪♪と歌い出します。
今日はこの場面を佐々木先生が歌い演じて下さいました。
キュートで陽気な小悪魔ちゃんになった“になちゃん先生”に皆うっとりハートマークでした。
そして「お芝居は苦手なんです~」と言っていた小平オペラの はにかみやさんアデーレちゃん、
素敵なお手本を目の当たりにして頑張りました!!
練習を重ねるたびに生き生きと魅力的に進化して行きます。
本番が楽しみです(*^_^*)



8月17日


夏真っ盛りですね。
先週からアンサンブル部分の舞台稽古が始まりました。
今日はロザリンデを口説いていたアルフレッドが、 アイゼンシュタインと間違えられてフランクに
監獄へ連行されてしまう場面からです。
小平オペラのオリジナル脚本ではこの場面にもう一人登場人物がいます。
あのアルフレッドの追っかけのベアトリーチェです。
台本では他の登場人物より歌もセリフも圧倒的に少ないベアトリーチェですが、 舞台上にはずっと出ずっぱりです。なんだか身の置き処がないような気がしますよね。
でも、そこは井上先生、ベアトリーチェには重要なミッションがありました。
ほとんどが一人芝居でワインを飲んでいるのですが、 その飲みっぷりが女心の移ろいとともに
どんどん変わっていきます。
こういうふうに歌ったりセリフを言ったりしていない部分でしっかり演じていると、 良い舞台になる
そうです。
ということで、パーティーシーンに出ている面々(ほぼ全員です)に井上先生から宿題が。
自分がどういうバックグランド(国籍や年齢や爵位はあるかなど)の人で、 ペアを組んでいる人とはどういう関係かなどを考え、 ペアを組んでいる人とすり合わせをしておくというものです。
8月3日のガラコンサートが終わって夏休みの宿題も終わったつもりでしたが、 更なる難題が・・・
まだまだ熱い夏が続きそうです。



8月3日


さあ、今日はガラコンサートです。
背広姿の男性もドレス姿の女性もいつもに増してハイテンション!!
“カツラと牛乳ビンの底メガネと黒い法衣の弁護士ブリント”や “パーティーで仮面を付けて登場するロザリンデ”などのかぶり物チームは 更にハイテンションでした。
今日の目的は楽譜の暗譜だったはずですが、皆いつもに増して演技にも熱が入っています。
いくつかあるキスシーンでは、積極的な男性の演技に抱きしめられた女性が 思わず手をバタバタ!という笑える場面もありましたが、 今日の圧巻は迫力ある『ベルタ』の演技でした。
ベルタというのは、小平オペラのオリジナルのキャラクターです。
監獄の看守長フランクの妻の役で、前にお話した“欲求不満の人妻の歌”を歌います。
変装して舞踏会に行ったベルタは夫が『バスティーユ侯爵』と偽名を使い、 鼻の下を伸ばして『女優のオルガ』を口説くのをバッチリ目撃してしまいます。
怒ったベルタは夫フランクをとっちめようと夫の勤務先の監獄にやって来たのですが、
そこでアルフレッドの歌声を聞いてすっかり魅せられてしまうのです。
そして♪♪結婚生活うん十年、女盛りに刺激が欲しい~♪♪と歌が始まります。
役を離れると、背が高くて宝塚の男役のようにカッコ良く、 学生時代にはよく後輩の女の子達からラブレターをもらったというベルタさんですが、 今日はすっかり結婚生活うん十年の迫力を出していました。
来週からはアンサンブル部分の演技の練習が始まります。
井上先生がどのような演技を付けて下さるのか・・・楽しみですp(^^)q

平成26年8月3日 ガラコンサート


7月27日


早いもので今日で7月の練習は終わりです。
小平オペラの面々は、暗譜とセリフの暗記に脳ミソをフル稼働中。
なんだか小学生の頃の夏休みの宿題の最後の追い込みを思い出します。
もちろんとっくに暗譜もセリフもバッチリで涼しい顔の人もいますが、 私の場合は読者の皆様の
予想通り・・・・(><)・・・・です。(汗)
実は来週は暗譜を目標にガラコンサートが予定されています。
ガラコンサートというものに不案内なので、 「次は〇〇番のアリアを歌います!」みたいな感じでジャン、ジャン、ジャンと お辞儀をして順番に歌っていくのかと思っていたら違うようです。
お客様を呼ぶわけでもなく場所もいつもの福祉会館なのですが、 雰囲気を出すために女性は
手持ちのドレスで、男性はジャケット着用、 歌はもちろん暗譜で合唱部分は演技も付けてと
なります。
今日の練習で佐々木先生からご注意をいただいた、 「リアクションが日本人にならないように!」
にも気を付けて・・・
あ~頭が沸騰して熱が出そうです!( ̄^ ̄)!



7月20日


学生さん達は夏休みに入ったというのに、東京はまだ梅雨が明けていません。
でも小平オペラでは既に暑い夏が始まっています。
今日は音楽練習となり、前半は合唱、後半はアンサンブルの練習でした。
前回の練習ではアンサンブルでも暗譜にトライした人が多く、 少し不安があったのか先生の指揮のテンポと各々の歌のテンポに若干のズレがあったり、 アンサンブルのメンバー間のタイミングに
少しズレを感じたところもあったのですが、 今日は間合いも和音もバッチリのグループがたくさん
ありました。
特に1幕前半の、裁判で1週間のはずだった監獄入りが2週間に延びてしまった アイゼンシュタインが、弁護士のブリントに「お前の下手くそな弁護のせいだ!」と怒り、 ブリントは「あなたは裁判をご存知ない!」と逆ギレして裁判用語をまくし立て、 そこにロザリンデが「いったいどういうことなの?」と割って入る三重唱は素晴らしく、 聞いていたメンバーさん達から思わず拍手と“ブラボー!”の声が上がりました。
さすがベテランさん達です。
でも、こっそり合わせて練習する時間なんてなかったですよね???
いったいどういうふうに自主練習をしているのでしょう?
前回の録音を活用したのでしょうか?
是非とも自主練習のコツを教えていただきたいです(*^_^*)



7月13日


今日は佐々木先生のご指導で1幕から練習開始です。
まだ演技がついていない1幕前半部分ですが、 ベテランさん達が多いので皆歌いながら自分なりの動きを付けています。
見学している人達が大爆笑だったのは“監獄行きが決まったアイゼンシュタイン”が “ファルケ博士”にそそのかされて妻にナイショで舞踏会に行く決心をして2人でウキウキして歌い踊る場面でした。
2人で相当練習したのでしょうか、佐々木先生もびっくり!そして井上先生も真っ青の演出です。
この場面は、最初は「妻を騙すなんて僕にはできない・・・」なんてしおらしいことを言っていたアイゼンシュタインが、 ファルケの「女房持ちにはこんなチャンスめったにないぜ」とか「浮気なんて簡単さ!」 という言葉に乗せられて「でも~」と迷いながら、最後は「パーティーに行くよ!」と決心をし、 決めたとたんにウキウキ・ソワソワし始める様子や、 なんとかしてアイゼンシュタインを罠に掛けようとするファルケの畳み掛けるようなセリフが 音楽と相まってとっても面白いところです。
音楽と一緒になるとより気持ちが伝わるということは、洋の東西や時代を問わず人の気持ちは同じということでしょうか。
今日の踊りが採用になるかは不明ですが、この場面が見所の一つになることは間違いなさそうです。
それにしても、妻にナイショでパーティーでガールハントっていうのはそんなにウキウキすることなんでしょうか???
まったく男というものは・・・



7月6日


今日は福祉会館1階和室での練習でした。
歩きづらいし靴も履けないということもあり、 今日は演技はお休みで楽譜を見ながらの音楽練習となりました。
私にとっては懸案事項だったp・fやクレッシェンド・ディクレッシェンドがだいぶクリアになったのですが、 ほかのメンバーさん達はどうだったのでしょうか?
改めて楽譜をじっくり見ると「ここのディクレッシェンドはどんな感じに歌えば?」 といった疑問も
ふつふつと沸いてきますが、これは来週の佐々木先生のご指導日を待っての確認事項と
なりました。
今日は練習開始早々、ピアニストさんから「せっかく畳なので皆さん仰向けに寝て下さい。」と指示があり 「まさか・・・腹筋!?」と焦りましたが、声を出すときのお腹の状態の確認でした。
いろんな練習が飛び出す最近の小平オペラです。



6月29日


連日ものすごい集中豪雨ですね。
今日の小平は練習開始の1時には暑さの厳しい快晴だったのに、 練習中は真っ白で向こうが見えないほどの雨でした。
先週に引き続き今日は第2回目の立ち稽古でしたが、 立ち稽古の前に井上先生による『貴族の歩き方教室』と、 佐々木先生による『貴婦人の扇の使い方教室』がありました。
『貴族の歩き方教室』では、胸を張り、歩き方は日本人に多い“引き歩き”ではなく 欧米型の“押し歩き”で、自分の鼻が1メートル位あるつもりで鼻先に人を見るように、 優雅に、ゆっくり、1本の線の上を歩くようになどポイントを教えていただき練習開始です。
まずは男性陣が2列になった女性達の間を会釈しながら進みます。
「皆さん、皇太子様になったつもりで!」という井上先生の激励に、 鼻が1メートルにも伸びてしまった“大嘘つきのピノキオ侯爵”になって歩き始めましたが、 皆早く終わらせたいと思うのかそそくさと歩いています。
「優雅に!ゆっく~り!!」という井上先生の声の「ゆっく~り!!」に反応しようとすると、 ほぼ全員がオットットとよろけてしまっていました。なぜなんでしょうか??
『貴婦人の扇の使い方教室』では、腕は動かさずに手首を使って優雅に、 閉じた扇は反対の手の美しく伸ばした指先の方に添え・・・となり、参考はやはりご成婚のときの雅子様。
皇太子様も雅子様も遠い存在ですが、そうも言っていられません。
何しろ今年の暮れの演奏会では、皆でお客様を“ウィーンの舞踏会の紳士淑女”の世界に いざなわなければならないのですから。
歩き方も扇の使い方も早く身に付けたいものです。



6月22日


今日は演出の井上先生にもお越しいただき、初めての立ち稽古となりました。
前回までの3回のプレ立ち稽古やダンスの練習の成果はそれなりにあったと思いますが、
実際に各人の動きが決まってみるとやはり難しいものです。
“前奏が始まったら上手・下手からそれぞれ舞台に出て、 中央を通って出会った人に優雅に
挨拶をしながら歌い出しの位置へ、 そして合唱の歌い出し”となるのですが、けっこうな移動距離!
のんびり優雅にご挨拶~なんてやっていると、 とても歌い出しの位置までたどり着けそうにも
ありません。
優雅に、でも動作は素早く・・・難しいですね。
今日はダンスも含め、先週よりも更に長い4時の立ったままでの練習でした。
しばらくは体育会系の日々が続きそうです。


お待たせいたしました。
昨年の小平・市民オペラ協会の公演『魔笛』の写真“魔笛写真館”を掲載いたしました。
メンバーさん達の熱演は勿論のこと、素晴らしいと評判の衣装など見所満載の名場面集となって
おります。
是非ご覧下さい。
アメリカのアダム王子も見てね!
「アダム王子って誰?」と思ったあなた!!練習日記初心者ですね(^.^)b
そういう方は、昨年(2013年)8月18日の練習日記をご覧いただければ幸いです(^_^)/~



6月15日


梅雨の晴れ間の日差しに紫陽花が色鮮やかに咲いています。
今日もプレ立ち稽古、3回目となりました。
本日の目玉は佐々木先生のご指導によるダンスの練習でした。
本当はウィンナワルツを踊る場面ですが、「とって~も難しいので簡単な動きを」ということで、
“いかにも優雅にワルツを踊っているように見える”シンプルなステップが振付けられました。
ですが、これがなかなかどうして難しいのです。
佐々木先生の講評は「うん!いい!みんながバラバラなんだけど、 なんとな~く揃っているところがイイ!」でした。
皆がヤル気を無くさないように褒めて育てる作戦でしょうか?
メンバーさん達はというと、ここで回って~というところでは自分が回るというより 目が回って
お星さま☆彡が飛んでいる状態でした。
加えて約3時間の立ちっぱなしで足がパンパンで、今夜は良く眠れそうです(ρ_-)ノ
合唱部分は勿論暗譜、その前の部分のセリフも台本を手に持っていると演技ができないので
覚えてきて下さいと、どんどん課題が多くなってきました。
今日の予想外の運動量に新人さんから「体育会系だったんですね~!!」の声が。
『まさにその通り♪』(フランクの歌詞)のようですが、
練習を続ければ『今に楽しい幕切れになるわ♪』(オルロフスキー侯爵・ファルケ博士・イダ・ロザリンデの歌詞) にきっとなります。頑張りましょうね(^.^)b
とは言うものの、やはりオペラは文科系だと思いますのでそちらのお勉強も。
今日の***オペラ豆知識***はこちらからです。


6月8日


今日も先週に引き続きプレ立ち稽古です。
やはり動きが入ると難しくなります。一歩前に出て歌うというだけでも、
一歩のタイミングがつかめなかったり歌い始めが一拍早くなってしまったりと悪戦苦闘です。
またパーティーシーンでは、ソロの人が歌っているときにあまり動き回ると
「ソロの人にアウェイ感が漂っています。」になってしまうし、 全く動かず歌に聞き入ってしまうと
舞台上の登場人物にならないし、 普段通りに動くと(当然ですが)日本のおばちゃんの井戸端会議のようになってしまいます。
合唱の方は先週の練習で『ドキッ!』としたかいがあり、 メロディーや歌い出し、大まかなp・fは
頭に入ったようですが、 「このffはどこまで続きますか?」とか「ここはブレス有りですか、無しですか?」等と聞かれると たちまち不安になってしまいます。
私の場合ですと、『ドキッ!』じゃなくて『モヤモヤッ~』状態です。

今日は公演日までの全ての日程が書かれた予定表が配布されました。
それによると練習日は、今日を含め公演当日迄28回とのこと。
いよいよカウントダウン開始です(^_^)/~


6月1日


早いものでもう6月ですね。連日の暑さで梅雨入りがちょっぴり待ち遠しいこの頃です。
今日の合唱練習はプレ立ち稽古というのでしょうか、井上先生に演技をつけていただいたときに
すぐに対応できるように、準備として歩いたり挨拶などの自分なりの演技を交えての練習を
行いました。
場面はウィーンの舞踏会のパーティシーンです。
女性陣は手に扇を持ちドレス姿の自分を想像しながら、男性陣は多少手持ちぶさたのようですが燕尾服を着た侯爵や伯爵を気取ります。
深々とお辞儀をしてしまうと日本人になってしまうのでお辞儀は軽めに、姿勢良くと、注意事項は
そのままコツになるようです。
そして、大笑いでも上品に!!
ピアニストさんの「皆さん、セレブな人達でしたよね~」の注意にいろいろ笑ってみて
「不気味!」とか「それじゃ居酒屋の笑い!」など試行錯誤でした。(^皿^)
今日はついでに合唱部分は暗譜となりました。
似て非なるメロディーのどちらか分からなくなってしまったり、 ソロ部分を間違えて一緒に歌って
しまったりとドキッ!とした場面が多数でしたが、
練習計画担当さんによると「このドキッ!が大切なんです。ドキッ!として楽譜を見直すと覚えられるんです。」との事です。
が、私の場合はドキッ!が多すぎて不整脈になりそうな・・・


5月25日


今日も音楽練習です。そろそろ皆曲が頭に入って来たので、今度はどういうふうに歌うかが問題となってきました。
佐々木先生が、場面ごとの状況設定や登場人物の心情を演技を交えながら説明して下さいます。
ときには“こうではなくて”のほうのバージョンの演技もあるので、その対比で登場人物の性格や境遇や心の動きがより明確になっていくようです。
素敵な歌声と共に“コケティッユな”や“我が身の不幸に泣き崩れる”や“少しやさぐれた”などを演じる佐々木先生を見ることができ、今日はとってもお得な一日でした。


5月18日


今日は音楽完成度に少々遅れていると思われる重唱を重点的に練習ということで、
合唱練習はお休みでした。
相変わらず音程にもリズムにも不安が残る私にはもちろんお呼びがかかり、
いの一番に集合となりました。
皆様、ご迷惑をお掛けしておりますm(__)m
今日は今年から入会されたもう一人の新人さんをご紹介させていただきます。
この方は、入会前は音楽は専ら聞く方だったそうですが、合唱会員となり初めて歌に挑戦することになったというバリトンさんです。
楽譜が苦手ということで、よくピアニストさんに質問をしていらっしゃいます。
先日もピアニストさんから「今の説明内容は『楽典』の内容で、これを勉強すると音大に行けます。」という言葉と共に熱心な説明を受けていました。
この新人さんはけっこう凝り性の方ようで、先週は「歌を始めてから、もう2個目を買いました。」と新しいボイスレコーダー見せてくれたのに、今日は買ったばかりのキーボードを持参していました。
「自分が歌う音が鍵盤のどこになるのか教えてもらおうと思って持ってきました。」と鍵盤に付箋で
印をつけていました。
スゴい意気込みを感じますね。
私も、のほほんとしていないで少しは勉強しないと・・・ですね。
オペラ博士の顔が頭に浮かんできました。
***オペラ豆知識***←コチラから♪


5月11日


ゴールデンウィークも終わり爽やか季節となりました。
今日はまず佐々木先生と井上先生による朗読形式でのセリフ読み上げがありました。
セリフのテンポ感や間合い、全体の雰囲気をつかんで下さいとのでした。皆さんバッチリ録音完了の様子です。
そしてその後は、前回予告があった通り“セリフを交えた音楽の通し練習”が行われました。
佐々木先生からは「演奏時間を計るのが目的なので棒読みでかまわないのですが、台本に目を通して来て下さいね。」とのご指示をいただいていたのですが、皆さんどーしてどーしてなかなかの熱演ぶりで、先生方まで吹き出すところを目撃してしまいました。
田舎チックな訛り言葉の掛け合いなども事前打ち合わせ無しでも上手く進んで行ったのですが、一ヵ所問題が。
台本の、アルフレッドが歌い出しベアトリーチェも一緒に歌い出す部分です。
アルフレッドはオペラ歌手、ベアトリーチェは小平オペラ台本のオリジナルの登場人物で“アルフレッドの追っかけの女性”の役です。
事前に何の曲を歌うかの打ち合わせも、先生からのご指示も無かったので、
アルフレッドは自分の好きな曲を歌い始めたようでしたが、あんまり聞いたことが無いような・・・
私はオペラの曲をあまり知らないので“何の曲かな~”と思っていたのですが、一緒に歌うはずのベアトリーチェも歌いそびれてしまったようです。
練習後にほかのメンバーさんからアルフレッドに「あまり聞かない曲のようだったけれど、あれは何ていう曲ですか?」と質問が。
メンバーの男性陣の中では一番の若者のアルフレッド君がすました顔で「パヒュームですよ。」と答えると、
「どうりで分からないはずだ。」とか「そりゃ無理だわ!」等の声が多数。ベアトリーチェからも「知ってる曲じゃないと歌えませ~ん」と言われてしまったアルフレッド君ですが、「えー!パヒュームの曲知らないの???」と“もー信じられないよー”という顔をしています。
そう言えばアルフレッド君、以前「パヒュームのコンサートに行ったんです♪♪」って目を輝かせて言っていたよねー。
パヒュームってCMで見たことはあるんだけど、ごめんね~曲知らなくって。
こういうのをジェネレーションギャップって言うのでしょうか?
練習後、今年から会員になられたソプラノの新人さんに感想を伺いました。
この方にはあまりジェネレーションギャップを感じなくても済みそうです。
まず今日の練習については、初めてみんなのセリフを聞いたということで「みんなスゴい!!何であんなふうにセリフが言えるのかわかんな~い。」ということでした。
「皆さん最初はそう言うみたいですよ。」と言うと「ムリ、ムリ、ムリ、ムリ、私セリフは絶対に無理!」と無理の5連発で断言していらっしゃいましたが、何年もしないうちに目をハートにしながら「あー愛しい〇〇様~」なんていうセリフを言っていそうな気がします。気のせいでしょうか?
彼女のお友達からの事前リサーチによると、小平オペラの面々についての感想は「人が面白い♪」とのことでしたが、今日ご本人に聞いてみたところ「みんな初めて会った気がしないような人ばかりです。」とのことでした。
なるほどなるほど、やっぱりこの方も面白い人のようですね(o^∀^o)。だって類は友を呼ぶって言いますから。ウフフッ♪♪

練習日記写真館5月11日


4月27日


今日は合唱練習はお休みで、ソロやアンサンブルの練習となりました。
先週のオンテンポの音楽の通し練習で、音の取れなかったところ、入りそびれたところ、
迷子になってしまったところなどなど、皆それぞれに自分の課題を抱えての練習となりました。
来週はゴールデンウィークで練習がお休みとなり、
その次の練習は演奏時間を計るための“セリフも入れての音楽の通し練習”が予定されているので、前回できなかったところを少しでもできるようにと、皆さんいつもより積極的に自分の練習したいことを申告して練習しているようです。
小平オペラのメンバーは、歌うことは好きだけれど楽譜は得意ではない人や、
合唱の経験はあるけれどソロは全く初めての人もいれば、アリア大好きのオペラ人間や音大で
本格的に歌を学んだ人もいます。
年齢も音楽経験も様々な人達なので“上手くいかないポイント”も人それぞれですが、
ピアニストさんはよろず診療所のお医者様のようにそれぞれの症状の原因と診療方針や処方箋を示して下さいます。
他の人の“上手くいかないポイント”は自分にも当てはまる点が多々あるので、
練習を見学するのは勉強になります。
また、音取りの域を越えもう歌いこなしている人には、「ここの歌い方をこう変えると更に素敵になります。」とのアドバイスも。
早くこういう練習が出来るようになりたいものです。
そしていよいよ順番は私に。テンポについていけないところや音が取れないところを申告し歌い始めると、ピアニストさんから「ドの音は嫌いですか?」との質問が。
「????えっ???」大好きです!と言うほどのときめきはないけれど、特に嫌いと言うこともなく・・・と思いつつ言葉に詰まっていると、ピアニストさんから「今の小節とその前の小節のドの音が全部違う音になっています!」との指摘が!!
ドの音以外は合っているということは・・メロディーが違っているっていうことですね。
しかも自覚症状無し(;-_-+
どうやら、今日一番の重症患者は私だったようです。あ~ぁ


4月20日


今日は佐々木先生のご指導をいただき、
演奏時間を計るために音楽部分の通し練習が行われました。
演奏会で演奏されるテンポはさすがに速かったです。
でもこれくらいでないとお客様はあくびが出てしまうのかもしれません。
そして、これに演技が着くことを考えると・・・立ち稽古が始まるまでにちゃんと歌えるようになっていないと大変なことになりそうです。

ところで読者の皆様は『こうもり』がどんなお話しかご存知ですか?
この物語の“こうもり”とは、登場人物の一人であるファルケ博士のあだ名です。
ファルケはある晩仮装パーティーにこうもりの扮装をして出掛け、
お酒を飲み過ぎて正体を無くしてしまったところ、
友人のアイゼンシュタインに町の広場に置き去りにされてしまったのです。
酔いつぶれてこうもりの扮装のまま朝を迎えてしまったファルケは町中の笑い者になってしまい、
怒ったファルケはアイゼンシュタインに復讐を企てます。
と言っても去年流行った「倍返しだ!」なんていう怖いものではなく「ぎゃふんと言わせてやる」程度なのでご安心を。
ファルケは大富豪のオルロフスキー侯爵の舞踏会を舞台に、
“舞踏会の招待客”や“浮気性な夫にぎゃふんと言わせたいアイゼンシュタインの妻ロザリンデ”や
“パーティに憧れているけれど行く機会もないアイゼンシュタイン家のメイドさん達”を巻き込んで大掛かりなドッキリを仕掛けます。
果たしてドッキリは成功するのでしょうか。お楽しみに♪♪♪
今日の***オペラ豆知識***は『こうもり』の登場人物についてです。こちらもお楽しみに。


4月13日


日差しは春ですが、風が冷たいですね。
小平ではソメイヨシノはすっかり散ってしまいましたが、
今はしだれ桜や八重桜が咲き誇っています。
今日は合唱はお休みとなり本格的にソロやアンサンブルの練習が行われました。
練習する曲ごとに集合時間を設定し時間差攻撃?です。
ベテランさんが多い1幕冒頭部分の練習では、
早くもセリフを入れての長丁場の通し練習をしています。
“大袈裟に嘘泣き始める”とか“さらにオーバーに泣く”なんていうト書きを難なくこなし
“キスをする”ところでは効果音(←どんな音かはご想像にお任せします)まで入れ、
その後には甘ったるい声で「もうファルケたら~ん」なんていうセリフをさらりと言ってのけます。
私は、練習の順番待ちをしながらその様子を「え?!そんな~。きゃあ~、なんか恥ずかしいんですけど・・・」と、
一人赤くなったりドギマギしながら聞いていましたが、ふと周りを見渡すと、
皆さんポーカーフェイスで「そこの音の入りは難しいですね。」などと話しています。
しまった!!ちょっと修行が足りなかった!!!でした。


4月6日


4月に入り練習はアンサンブルやソロ部分に重点が置かれるようになりました。
音取りが終わっても歌いこなすレベルになるのは大変ですし、 特にオペレッタは歌詞が伝わらないと意味不明になってしまうので“練習!!”ですね。

先日、今年から会員になられた新人さんから嬉しいメールをいただきました。
実は彼女、小平オペラのベテラン会員さんのお嬢さんで2年程前からこのホームページのリニューアルや毎週の練習日記のアップを担当して下さっていたのですが、
オペラや歌にはほとんど興味が無く小平オペラの舞台も一度も見たことが無かったそうです。
ところが、去年の暮れになって急に「私も歌ってみようかな~」と言い出し 合唱会員として1月から一緒に練習を始めました。
そしてすっかり歌う楽しみを知ってしまったようなのです。
ちょっとメールの一部をご紹介しますね。

☆☆☆こないだ、佐々木先生の練習は初めてでしたが、いや~ わしも(←女の子ですが)間違いなく、
ニナちゃんせんせファン♪ですな。ww
あたまの上にハート出ました。
てか、みんな出てたね。特に男性陣は3つくらい出てたっしょ。ww
指揮があるとあんなに声が一ヶ所にまとまるものなのねーとビックリしたよ。
楽しくなってきた。
そして、ドゥイドゥの完成版を早く聴きたい。www☆☆☆☆

“ニナちゃんせんせ♪”というのは、もちろん我らが佐々木弐奈先生のことです。
このホームページは、「小平オペラがなんか面白そうなことをやっているから、ちょっと見に行ってみようかな~」なんて思って下さる方々が現れることを期待して作られているのですが、彼女が思うツボにはまった第一号かもしれません。
ある意味、ミイラ取りがミイラになったとも言えますね・・うふふ(o^∀^o)!
そして彼女曰く、「ヨハンシュトラウス2世は鬼グッジョブww」で(こうもりの曲がどれも素晴らしいので)、うっとりと聴いているうちに メンバーさんの中に意中の男声(男性じゃないところがミソです)を見つけたとのこと。
また、早くも来年の新年会の出し物まで決めているようです。(毎年恒例の新年会の音楽会ですが、来年は新春隠し芸大会になりそうな予感がします。)
私としてはオペラ初心者仲間が増えて嬉しいかぎりです。一緒にお勉強しましょうね♡
ということで、今日の***オペラ豆知識***です。


3月30日


今日はあいにくの雨となりましたが、緑が多い小平の春は素敵です。
今日の練習会場の津田公民館から駅への道は、蕾がほころび始めた桜や満開の花桃、 道路沿いのお宅の庭木の木蓮や椿や木瓜の花と、ちょっとした花散策を楽しめます。
合唱練習が始まって3ヶ月、求められるものがどんどん多くなって来ました。
ピアニストさんから、「ここはどういう場面?舞踏会のパーティよね。」、
「皆さんはどんな服装?…男性は燕尾服で女性はドレスよね。」、
「どんな人?…しょっちゅうパーティに行っているセレブで華やかなパーティ慣れしている人達でしょ?…だったらそういう人になって歌って!」
と・・・さすが『総監督』(今日のピアニストさんのあだ名です)二歩も三歩も前にいらっしゃいます。
もし読者の皆様のお友達の小平オペラのメンバーが、急にハイソでお高い感じに変わっても冷たくしないで下さいね。
きっと役作りの最中ですから(o^∀^o)
中には「メルスイ」という歌詞を敢えて「メルシー」と歌っている人も約2名います。
理由は「我々はフランス語ができない偽フランス人ですから。」ということです。
恐るべし!ベテランさん!!早くもどっぷりと役にはまっています。

練習日記写真館3月30日


3月23日


今日は久々に佐々木先生にご指導をいただきました。
合唱とその前後のソロ部分にどんどん声の演技がついて行きます。
ここはこうゆう感じでと模範で歌って下さる佐々木先生の歌声、素敵です(o^∀^o)!!
でも、これを出来るようになるまでは相当練習が必要そうです。
最後は今後のアンサンブルやソロ部分の音取りに支障が無いように、歌詞の確認が行われ、
一緒に『こうもり』の楽譜にはない曲のオリジナルの歌詞も発表になりました。
“欲求不満の人妻”や“恋人が欲しい乙女”や“男嫌いな女性”が歌う歌の歌詞です。
思わずフフッと笑って「そこまで言っちゃう?」と突っ込みを入れたくなるような楽しい歌詞です。
『こうもり』を良くご存知の方は「あれ~、そんな役あったかな?」と思われたかもしれませんね。
それはもう、小平版ですから~うふふっ♪♪♪


3月16日


陽差しがすっかり春ですね。でも寒暖の差と花粉症で身体が楽器の私達には辛い季節です。
そして春は家族の行事なども多いのでしょうか、今日は欠席者が目立ちました。
その代わり合唱は各パートの人数が少ないので、自分の不安な箇所をクリアに出来たようです。
そして、ここは前半に出てきた部分と同じとあまり練習に時間を割いていなかった部分に微妙な違いを発見!!
こうゆう微妙な違いは暗譜のときに苦労しそうです。
と言うか、合唱部分はそろそろ暗譜をとピアニストさんからプレッシャー・・・
いえ、ご指導をいただきました(@_@;)


3月9日


いよいよアンサンブルの練習が始まってきました。
合唱練習は2時間程で切り上げ、メンバーが揃っている曲から音取りの開始です。
1曲当たり15分程度でスケジュールを組んで進めて行きます。
全く初めての曲はとりあえずメロディーを録音して各自自主練習を。
誰か歌ったことがある曲は歌ったことがある人の助けを借りながら。
特に歌詞の音への割り振りは前に歌った人にアドバイスをもらうと早くコツがつかめるようです。
前回のアデーレ、その前のアデーレ、先々々代のアデーレ(なんだか老舗旅館の女将さんのようですね。)と皆の記憶と楽譜の書き込みを総動員です。
ピアノの伴奏も入れていただけるので一人での練習に比べ何倍もはかどります。
早く覚えて楽しく歌えようになりたいものです。


3月2日


早いもので、もう3月ですね。
今回も合唱を中心に練習しました。
合唱部分だけを練習しても曲の流れの中では歌い出しのタイミングがつかめなかったり
音が取れなかったするので、その前のソロの部分などを加えながらの練習です。
合唱だけの練習のときは長く感じられた部分もあっという間に終わってしまい、
うっかりすると歌いそびれてしまいかねません。
今から前後も覚えておかないと暗譜に苦労しそうです。

先週の*オペラ豆知識*はいかがでしたか?
私もどんなCMなのかなと思いネットで検索してみましたが、
なかなか思った映像にたどり着けなかったので、
紹介されていた“CMに良く使われているオペラの曲”を聴いてみました。
知ってる曲のつもりでも、知ってる部分は曲の中のほんの一部のことが多かったです。
♪カステラ1番電話は2番…♪でお馴染みの“天国と地獄”もあのメロディーが出てくるのは最後の1分半ぐらいなんですね。
ついでに“子熊のカンカンダンス”や“カルメンの曲を使った琉球ガス”のCMなんていうのも楽しんでしまいました。
そして前から気になっていた“カエルがバタフライするCM”。
あのCMに流れる素敵な曲は『オンブラ・マイ・フ』ヘンデルのオペラの中の曲でした。
ネットサーフィンにはまりちょっぴりオペラ通の気分に浸っていましたが、
練習時に録音したヴォイスレコーダーを全然聞いていなかったことに気付きました。
あぁーもう金曜日!早くヴォイスレコーダーを聞いて いらないとこ削除しておかないと次回の練習のとき録音ができない!!!


2月23日


今日は小平版「こうもり」の台本が配られました。
例年は、7月頃から始まる立ち稽古の直前に配られるので異例の早さです。
今回はセリフが多いので、井上先生が早めに書き上げて下さったそうです。
皆、物語の展開と自分の出番やセリフにドキドキしながら台本を広げていました。
合唱も台本を見て、どんな場面でどんなセリフのあとに歌うのかなどをチェックしながら練習し、
今日からは少しずつアンサンブルの音とりも始まりました。
昨年末に次の演目は「こうもり」と発表され、
相変わらずオペラ初心者の私は“こうもり”で“バットマン”、
“仮面”で“オペラ座の怪人”を思い浮かべてしまったのですが、全然関係なかったですね(;^_^A
こんなことを書くと、またオペラ博士から「少しずつお勉強しましょう。」と言われてしまうかな?と思っていたら、にっこり笑ったオペラ博士が“オペラ豆知識”の原稿を下さいました。
お見通しでした!!
**オペラ豆知識はこちらから**
今日はCMに出てくるオペラの曲についてです。読者の皆様も私のお勉強にお付き合い下さいね。

練習日記写真館2月23日


2月16日


2週続きの週末の雪で東京は大混乱でした。
当会も先週に引き続き、無理の無い範囲での練習参加となりました。
今日は合唱練習開始後初めての佐々木先生のご指導でした。
雪国岩手ご出身の先生は颯爽と登場です。
今までの練習の成果を聞いていただくとともに、
音の強弱やテンポ感など少しずつ曲奏がついて行きます。

♪本当にハッハッハッ!楽しいハッハッハッ!♪と笑い声の歌詞でも、お腹を抱えて大笑いもあれば思わず吹き出してしまった笑い等々色々ありますよね。
先生からここの笑いの意味は…と説明をしていただきながら歌い方の指示をいただきます。
そして“こうもり”といえば有名なウィンナワルツの曲があります。
あの独特な3拍子!歌い方のコツを教えていただき、
合唱部分は良い感じに歌い始めたのですが、
今日初めて追加したオブリガード(高音のラララのパート)にトラブル発生。
先生が「もっとレガートに!それじゃヨーデルになっちゃう!!」と。
高い音をちゃんと出さなくちゃと張り切過ぎたみたいです。
ウィーンに着陸予定だったのに、勢い余ってアルプスの麓までオーバーランしてしまいました。
優雅なウィンナワルツへの道のりはまだまだ遠そうです(>_<)


2月2日


如月は、更に衣を重ね着るしなければならないほどの寒さから来ていると
遥か昔に学校で習った気がしますが、今日は心なしか春を感じる日差しでしたね。
先週に引き続き今日も合唱部分の練習でした。
先週音とりが出来なかった部分を終え、音とりは完了です。
今日はもう一歩進めてピアニストさんから、
各パートの旋律の中の音同士の関係を説明していただきました。
同じ音・1オクターブで同じ音・3度下で馴染みの良い音・半音の関係でぶつかる音等々
理解してから歌ってみると、
あら不思議!それまで色々な音の塊に聞こえていた複雑な和音が、ちゃんと和音に聞こえます。
複雑な和音にはぶつかり合う音が含まれていることが多いので不安定な感じがしたり、
誰か音間違えてる?と思うような居心地の悪さを感じたりしますが、
きっちり音がハマるとたちまちオシャレな響きに変身するように感じます。
素敵なメロディーの中に隠れているピカピカ光るお星さまのような和音を感じとり、
それを自分達の声で作るのは合唱の醍醐味かもしれません。

今週は昨年暮れの『魔笛』のコンサートの時のプログラムをホームページに掲載いたしました。
ただいま写真も準備中ですが、まずはプログラムをご覧いただき
開演ベルが鳴る前のちょっとワクワクした気分をお楽しみいただければと思います。
♪♪平成25年 公演プログラムはコチラから♪♪


1月26日


今日も先週に引き続き合唱部分の練習です。
今日は大まかに合唱部分全体をピアニストさんに弾いていただきました。
「こうもり」の合唱部分の一部は一昨年の“オペラアラカルト”で演奏しています。
その部分が、今回の合唱部分の約7割程度にあたり、それを歌った人は8割程度居そうです。
なんだか先が見えた感じでちょっとほっとしました。
とは言っても、前回とは歌う役柄が変わったりパートが変わった人もいます。
そして当然ですが、前回苦労した、リズムや音程が難しいところは相変わらず難しいままです。
楽譜には「音程注意」とか「☆リズム!」とか書いてあるんですけどね~(*_*)


1月19日


皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
昨年暮れには、多くの方々に「魔笛」をご覧いただきありがとうございました。
また、公演時には様々な方にお手伝いいただきお礼申し上げます。
小平・市民オペラ協会も今日から本格的に練習開始です。
今年の演目はJ.シュトラウスのオペレッタ「こうもり」です。
公演日12月7日(日)、場所は例年通り“ルネ小平”です。
さっそく、予定表にご記入を…(o^∀^o)!

今日は合唱部分の練習です。
歌詞を確認してから各パートの音とりをして合わせと、少しずつ、でもサクサクと進めて行きます。
皆ヴォイスレコーダーと鉛筆を手に結構必死な様子です。
急いで書いた自分の文字が読めなかったり、老眼で楽譜が見えなかったりと、
音とり以外にもストレスが溜まるこの時期です。
今日は新たに3人のメンバーをお迎えすることが出来ました。
素敵な舞台を目指して一緒に頑張りましょう!


♪♪広報担当♪♪




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