小平・市民オペラ協会

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練習日記

12月1日


公演を来週に控え、今日が今年最後の通常練習となりました。
一年って早いものですね。
初めて手にする楽譜に自分の歌う個所のしるしを付けていた頃が夢のようです。
今度の土曜日は舞台の設営、日曜日が公演です。
多数の皆様のご来場をお待ちしております。

という訳で、今年の練習日記も今日が最後になりました。
約半年の間、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
♪♪苦しみに耐え道を行けば~♪♪で始まったこの練習日記。
この歌は「魔笛」のなかの武士の合唱の歌詞なのですが、
今思うと内輪の人にしか分かりませんでしたね。
でも「苦しみ」よりも「楽しみ」の方が大きい一年でした。
来年はどのような展開になるのでしょうか?
♪♪♪では、では~、いずれはまた~、また後ほど!♪♪♪(ダーメの歌より)


11月24日


今日はまず先週の強化練習の反省から・・・と思いきや、あっさり一幕からの練習でした。
先週の注意事項をたっぷり聞くのかと覚悟していたのですが。
先生方から、各場面の注意事項を一言二言頂き練習開始。
何故か皆さん先週よりもスムーズに生き生きと演じています。
1週間じっくり自身で反省や練習をした結果なのでしょうか?
まさにマジックフルート(魔笛)ならぬ佐々木マジック??
大人の集まりである小平・市民オペラ協会の面目躍如と言ったところです。
本番まであとわずか。最後まで気を抜かずに頑張りましょう。


11月17日


今日は公演を控え強化練習が行われました。
午後1時から9時迄の長丁場の練習です。
練習に先立ち大道具の設営から。
本番通りとはいきませんが、山台やパネルなどを使い
舞台の広さや奥行きの感覚がつかめるように準備をしました。
そして発声練習が終わると、先ず最初は強風のため練習が出来なかった布隊の練習、
重点的練習が必要な場面の練習と続き、最後は一幕・二幕の通し稽古です。
各幕を全部通して練習するのは今日が初めてです。
全体の流れを掴むためと、上演時間を計るために途中止めずに、
また衣装や小道具もなるべく本番通りにとの指示がありました。
衣装の着替えや舞台袖での待機や舞台に出るタイミングなど
メンバーそれぞれが自分の動きを確認する良い機会になりました。
同時に自分にとって不安な個所もクリアになったようです。
時間の関係で先生からの注意事項は次回に持ち越しになりましたが、
設営した大道具を片付け9時に終了し、皆がそれぞれの課題を胸に帰途に着きました。
佐々木先生曰く「今日のダメ出しをしたら一時間以上かかってしまうから、また今度ね~。」
えっ!そんなに♭
勿論自分自身のことだけでも、あそこもここもと失敗ばかりだったので、
全員分となったら一時間以上になってしまうのでしょうが、
残された練習日数を考えるとウ―( ̄~ ̄;)と唸ってしまいそうです。

先週に引き続き*オペラ博士の豆知識*はこちらからです。


11月10日


今日は先週の続きから通し稽古です。
来週行われる強化練習で重点的に練習する個所をチェックしながらの練習でした。
練習も最終段階に入り、これまで飛ばしてきた独唱の部分も歌われるようになりました。
素晴らしいアリアは勿論のこと、
その前後の演技や 相手役がアリアを歌っているのを舞台上で聞く場面の演技等々、
先輩方の底力を感じます。
練習中に録音した自分の歌やセリフを聞くと歌詞がはっきりしなかったり、
思っていたのと全然違って聞こえるセリフ・・・と、
もう少し歌も滑舌もなんとかならないのかと思ってしまいます。
本当は演技も動画でチェックすれば良いのでしょうが、
もしそんな衝撃映像を見てしまったら立ち直れそうにもないので今のところ封印です。
来週の強化練習、みっちり絞られるだろうな~

☆先週お休みしてしまった*オペラ博士の豆知識*はこちらからです。


11月3日


今日は一幕冒頭からの練習でした。
だんだんと練習の一区切りが大きくなって来ますが、先生方の注文は細かくなって来ます。
音楽もセリフ覚え、舞台上の立ち位置や演技も着いたこの時期、
ここに来てベテランさんと新米さんの差が大きくなって来たように思われます。
ベテランさん達は自分の演技をどんどん膨らませて行くのは勿論ですが、
休みの人の代役に入ってもしっかり演じています。
いつものご本人とは違う"キラキラ☆した役柄のオーラ"のようなものが出ています。
公演迄の練習はゲネプロを含めてあと6回。
でも毎回全部の練習は出来ないので、
あの場面はあと何回練習出来るのか?自分の演技は向上することが出来るのか?と
不安がつのる今日この頃です。


10月27日


寒くなって来ましたね。
今日は2幕前半を中心に練習しました。
先生方のご指導は、演技やセリフに対してはより厳しく、
そして動きに気をとられ少々おろそかになってきた歌の立て直しをはかりと、
まさに熱血指導となって来ました。
実は、今日は黒子役の中の‘布隊’達と先生方は30分早出で練習予定だったのですが、
強風のため中止となってしまいました。
小平オペラの前回の「魔笛」でも登場したこの‘布隊’、大きな布を使ったパフォーマンスを行います。
前回公演のときは全員屈強な男性諸氏が担当したとのことですが、今回は何故か全員女性です。
佐々木先生曰く「配役の都合上全員女性になってしまったけど、
女性の方が布の扱いに慣れているから大丈夫よね~。」とのこと。
真偽の程は不明ですが、とにかく佐々木先生と井上先生に
腕っぷしの強さを見込まれた‘元か弱き乙女’の皆様、
頑張りましょうね(^.^)b・・・(他人事のように書きましたが私も布隊の一員です。)

先日の「オペラ博士の豆知識」もお読みいただけたでしょうか?
‘パパゲーノ’は‘オウム君’だったんですね。道理でおしゃべりなはずです。
ところで、モーツァルトの時代にはオウムは一般的だったのでしょうか?
******「今日のオペラ良かったですな。特にパパゲーノは傑作でした。」
「いやぁ、まったく。なんと言ってもパパゲーノですからな(オウムって何?)」
「いかにも(オウムって何?)」*****
数年前の「クラウドコンピューティングって何?」というCMみたいなシーンを
思い浮かべて一人ニタニタしている私です。
前回のオペラ豆知識は、少々?豆の量が多く“てんこ盛り”になってしまいましたので、
今回から豆々しく連載予定です。どうぞお楽しみに!!
*オペラ豆知識はこちらから*


10月20日


先週に引き続き2幕の通し稽古です。
今日は老婆とパパゲーノのシーンから。
お芝居がほとんどのこのシーン、一番演技力が必要な場面かもしれません。
ベテランのお2人、練習時間より早目に来て練習されているだけあって息もぴったりで
とっても面白いシーンになっているのですが、
先生方はどんどん欲が出てくるようで演技への注文も細かくなって来ます。
こうやって素敵な場面が出来上がるのですね。
今日は新しく当会に入会されて初めて練習に参加の方もあり、
合唱部分の立ち位置と舞台に出るタイミングの確認もありました。
合唱部分は人数が多いので隣や前後の人との位置関係が難しく、先生方には内緒ですが、
確認出来るのはちょっと嬉しいです(ここで言ってしまったらバレバレですね)。

ところで、公演会のチラシはもうお手元に届いたでしょうか。
チラシやホームページをご覧になった方々は、
「小平版ってなに?」、「純平ってだれ?」という疑問を持たれたかと思います。
小平版にはいくつか意味があります。
まず、「魔笛」はとても演奏時間が長いオペラなので一部カットしています。
また、小平・市民オペラ協会のオリジナルの台本を使っているので、
それに合わせて曲の順番や歌詞に一部変更があります。
そして小平版ならではの登場人物として、
‘純平’とその恋人‘理恵子’と夜の女王の世界の住民‘ポルポ’がいます。
‘純平’と「魔笛」の関係はいかに・・・
もう決めゼリフのようになってしまいましたが、勿論これは公演を見てのお楽しみ!!


10月20日白熱練習風景写真館


10月14日


今日は先週に引き続き通しの立ち稽古でした。
「魔笛」の登場人物で役名やソロ、アンサンブルがある人は十数名ですが、
小平・市民オペラ協会のメンバーはそれ以上です。
配役は佐々木先生が決められるのですが、
なるべく多くの人が役を演じる経験を出来るようにという御配慮からか、
一部の役はダブルキャストになっていて1幕と2幕で演者が変わっている場合もあります。
ベテランさんには少々物足りないかもしれませんし、
衣装も倍必要になるので衣装担当さんの負担も多くなりますが、
新米さん達には新たな経験のチャンスをいただくとともに、
2曲程度の歌に集中出来るというメリットがあるようです。
とはいっても、ダブルキャストで1幕のみの役であっても2幕が全く暇という訳ではありません。
「魔笛」には‘僧侶達’や‘市民達’や‘モノスタトスの手下達’などの‘〇〇の人々’の役があり、
その幕に出番が無い人や衣装の着替えなどに支障が無い人が担当します。
歌が無いときは出られる人で良いのですが、合唱がある場合は各パートのバランスもあり、
人選に先生方が頭を痛めるところでもあります。 このほかにも道具の移動をする黒子もいます。
(今回の舞台では衣装の都合で黒子になるのか、白い衣装の白子になるのか、
はたまたグレーの衣装のグレ子になるのかはまだ未定です。)
という訳で、次の衣装は?持って出る小道具は?どの曲を歌う?セリフは?
舞台への出は上手or下手?・・・と、とっても忙しいのです。
オペラには歌唱力と演技力、気力、体力が必要なようです。
私の場合は最初の2つは今後の課題とするとして、後の2つで乗り切るしか無さそうです。
さっ、今晩は早く寝ようっと!!


10月6日


今日は1幕を粗く通して練習しました。
一場面ごとの練習だととても長く感じるところも、
通してみるとあっという間に過ぎてしまいます。
"音楽に合わせた動き"が目下の課題でしょうか。
10月に入り、公演までの残り練習日数も今日を含めてあと10日。
皆気合いが入って来ました。
さて、先週予告のオペラ博士のオペラ豆知識ですが、
新しく*オペラ豆知識*のコーナーが出来ましたのでそちらをご覧下さい。
ここでお知らせです。
小平・市民オペラ協会の「魔笛」の公演のチラシが完成しました。
このホームページにも掲載しますが、小平市内の公民館や会場となる
ルネ小平などで配布のほか、先生方や出演者からお配りしています。
♪♪平成25年度 公演チラシはコチラから♪♪
断捨離ばやりの昨今ですが、
チラシがお手元に届いたときは資源ごみの箱などには直行させず、
まず手帳やカレンダーの12月8日の欄に「魔笛」「小平ルネ」「3時開演」
と書き込み、チラシはバックなどにしまい次回のお出掛けの際には
趣味のお友達などお誘い頂ければと・・・
なんだか「注文の多い料理店」のようになってしまいましたね。
とにかく、多数の皆様のご来場をお待ち申し上げております。


9月28日


今日は普段と違う土曜日ということもあって、少し欠席者の多い練習でした。
台本無しの練習も3回目となりました。
前回まではまだ、直ぐに確認したり書き込みをしたり出来るように
ズボンの後ろポケットに台本を忍ばせている人も見受けられるましたが、
今日は皆さん覚悟を決めたのか完全に手ぶらの人が多かったようです。
その代わりに珍セリフ・迷セリフが続々と出てしまいました。
「台本無しだと面白いね。」というのは私の隣に座っていたメンバーさんの感想です。

そして今日は初めて"夜の女王のアリア"が披露されました。
例の3・(点)Fというものすごい高さの音が出てくる曲です。
今まで声作りのため個人的に練習を重ねてきた女王様、
その成果に一同惜しみない拍車を送りました。
しかし、先生方はその先を見ているのですね。
立ち姿も美しい女王様ですが、
「今のままでは可愛過ぎるのでもっと女王としての威厳と凄みのある美しさを。」
と厳しい要求です。
これからの練習でどのように変わって行くのでしょうか。目が放せません。

「魔笛」と言えば「夜の女王のアリア」と言われるぐらい有名な曲ですが、
読者の皆様はどんな曲がご存じですか?
CMなどにも良く使われる曲で、最近ではアルファードという車のCMや
3月に終わってしまったNHKの「きれいの魔法」という番組の
オープニングとエンディングに流れていました。
そして…と次のフレーズを探していたら
「この曲はよくウィーン少年合唱団の男の子達が面白がって歌う曲なんですよ。」と
小平オペラのオペラ博士が助け舟を出して下さいました。
実は私はこの曲を聴いたことはあるけど、モーツァルトの作曲したオペラの曲までしか知らず、
「魔笛」の中の曲だと知ったのは楽譜を買ったりDVDを見た今年の2月頃なのです。
その時は「きれいの魔法」と「魔笛のアリア」で魔法つながりなのね。
と妙に納得したのですが、今考えると
「エー(@_@;)、こんな私が広報担当で練習日記書いていていいの?」"と、
一抹の不安を感じてしまいます。
何しろ「ドレスを着て歌が歌えるの?ワーイ(*^□^*)」
などという不埒な動機でオペラを始めたので、
オペラのみならず音楽全般の知識不足は否めずいかんともし難いところです。
こんな私を心配して下さったのか、はたまたミーハー過ぎる私の文章を憂いてか、
オペラ博士から「お役立て下さい。」と"オペラ豆知識"と題されたメモをいただきました。
今回ご紹介しようと思ったのですが、
私がスペルミスなどをしてせっかくの文章を台無しにしてもいけませんので
只今文章の校正中です。
次回から少しづつご紹介いたしますので、こちらもお楽しみに!


9月22日


台本無しでの立ち稽古も始まり、不安でいっぱいの人がいる一方で
自分の演技に工夫を凝らしている人もいます。
今日は、"名前取り違え事件"が発生しました。
ベテランのメンバーの方が、パパゲーノに向かい「その名前は〇〇」と言うところを間違えて
「パパゲーノ」と言ってしまいやり直し。
気を取り直して、おごそかに「パパゲーノ」と繰り返し言ってしまったので一同大爆笑。
ところがその後、名前を言い間違える人が続出で、これはもう"事件"です。
チームワークの良い小平オペラですが、ちょっと裏目に出てしまいました。

"パパゲーノ"って変わった名前ですね。
何回か前の練習日記の中で「魔笛」のあらすじをご紹介したときに出てきた
"タミーノ王子"のお供をして"パミーナ姫"を救い出す旅に出る若者ですが、
"パパゲーノ"という名前はドイツ語圏でも変わっている名前らしく
"名前からしてふざけている、ふざけた男"といった役どころです。
半分鳥の人間というファンタジックな設定で、
職業は鳥刺(森で鳥を捕まえる人)なので鳥を呼び寄せる笛を持っています。
今テレビの某住宅メーカーの「木の家」のCMで流れている"ピロロロロン~♪"という音の笛です。
私はこの音を聞くたびに、「魔笛」の中でその音に続く
"あっ!あれはパパゲーノだ~♪"というタミーノのフレーズが頭の中に鳴り響きます。
"ふざけた男パパゲーノ"ってどんな人なんでしょうねぇ。
年の頃はアラサーで、彼女いない歴は年の数だけ。暗闇や雷が大嫌いな超ビビリー君で、
顔は・・・イケメン好きなダーメ達に冷たくあしらわれているところをみると
、王子ではない(身分が低い)ことを差し引いても、まぁ普通なんでしょうね。
おしゃべりで調子が良くって、つい嘘をついてしまったりしますが
気は優しいのでお婆さんにモテてしまったりします。
仕事は真面目にやっているけど、仕事先は森の中で、
納品先の担当者は気位の高いダーメじゃ出会いが無いですよね。
「オイラは美味しいものをお腹いっぱい食べられて、お酒が飲めれば幸せさ。」と嘘ぶいていますが、
本音は「結婚したいな~、彼女欲しいな~。オイラには片思いする相手もいない。」なんですね。
こんな若者そこいらへんに沢山居そうですが、モーツァルトの時代にもいたんですね、しかもドイツ方面に!!
「魔笛」は王子とお姫様の物語であると同時にパパゲーノの恋物語でもあるんですね。
果たしてパパゲーノは恋をすることができるんでしょうか?
続きは12月の公演で!!!


9月15日


今日は演技に重点を置いた立ち稽古を行いました。
井上先生からは、‘台本はセリフと共にト書きも良く読んで、
そのセリフは誰に対して、どんな気持ちで言うのかを考えて演技をするように’
とのアドバイスをいただきました。
演技の勉強は他人の練習を見ることが有効だそうですが、まさにそのとおりですね。
井上先生の見本の演技と、それを真似している人の違い。
演じている人より見ている人の方が何倍も実感出来ているようです。
中にはこの場面はこんなでしたと写メールを送って下さる方も。
皆で一緒に練習をしている利点を生かして良い舞台にしたいものです。


9月8日


今日は井上先生に、最後に残っていた演技が付いていない個所に
演技を付けていただきました。
来週からは台本無しでの立ち稽古が始まります。
小道具も続々とそろって来ました。
ダーメが使う「3本の槍」もなかなかの迫力です。
練習後に車で持ち帰り次回の練習のため
車の後部座席に積んだままにしていた方が、
怪しい車だとご近所さんに警察に通報されかけたとか。
今日は「とっても切れ味の良さそうな剣」も小道具に新たに加わりました。
皆様、警察に逮捕されないように
"小道具の取り扱い"と"御近所付き合い"には注意しましょうね(^.^)b
今日は衣裳担当さんからの指示があり、
"夜の女王"と"ダーメ達"はドレスを着る本番に備えて、
色合の調整や裾さばきの練習の為に手持ちのドレスを着て練習をしました。
やっぱり女性はドレスを着るとテンション上がりますよね。
素敵な本番衣裳期待してます・・・ウフッ☆


9月8日白熱練習風景写真館


9月1日


前半はピアニストの中井さんのご指導で音楽練習、
後半は佐々木先生のご指導で立ち稽古の通しの練習でした。
音楽練習では、音楽に遅れない歌い出しに特に注意をしての練習を行いました。
歌い出しの準備となる呼吸のタイミングと歌い出し、
そして声が響きとなるまでのタイムラグを計算して早めに歌い出さないと、
どんどん音楽から遅れていってしまうとのこと。
特に広いホールで歌う場合は注意が必要だそうです。
12月の公演会が行われる"小平ルネの中ホール"広いですね。
一番後ろの席のお客様にまで届くように歌いたいものです。 ところで、この練習日記を読んで下さっている皆様はオペラ通の方が多いのでしょうか?
"モーツァルト"と"オペラ"と"魔笛"がかろうじて繋がっている私のようなオペラ初心者も
いらっしゃるかもしれないので、ストーリーを簡単にご紹介します。
***とある国の若くてハンサムな王子"タミーノ"は大蛇に襲われ
"夜の女王"が治める世界にまぎれこんでしまう。
夜の女王の娘"パミーナ姫"の絵姿(肖像画)に一目惚れしてしまったタミーノは
夜の女王に頼まれ、悪魔"ザラストロ"にさらわれてしまったパミーナ姫を助けるために、
ひょんなことから知り合った青年"パパゲーノ"をお供に旅に出る***
という冒険ファンタジーです。
そしてタミーノ王子とパパゲーノに女王から授けられたアイテムは"魔法の笛(魔笛)"と"銀の鈴"。
この「魔笛」がオペラの題名になっているのですね。
それにしても、王子の恋のお相手はお姫様と相場が決まっているのですね。
世の中の女の子は「私にもいつか必ず白馬に乗った王子様が・・」と思っていますが、
私最近気付いてしまいました。
「私はお姫様じゃなかったー」ちょっと遅過ぎたかもです。


8月25日


久々に涼しい1日となりましたが、小平では熱い練習が続いています。
8割方演技が付いたということで、今日は前半から通しての立ち稽古です。
前回までは各場面ごとの練習だったので、
やはり通してみると舞台に出るタイミングが分からなくなったり、
所定の位置にたどり着けなかったりとトラブル続出でした。
今日は、練習を30分ほど早めに切り上げ臨時総会が行われました。
議案は「会則の改訂」について。
「会社法に基づいて、最低限のことを、なるべく柔らかい表現を用いて作りました。」とのこと。
「会社法?」「最低限のこと??」この方面に明るい人がいて良かった!
運営委員会で何度も議論を重ねて作成したものなので、満場一致で可決成立でした。
小平・市民オペラ協会は運営も自分達で行う市民団体です。
またメンバーは人生経験豊富な方々が多いのでので、
皆がそれぞれの得意分野で役割分担をしています。
素敵な衣裳を作って下さる方、物作りをお仕事にしていて
大道具・小道具を担当して下さる方や、練習会場の確保や会計担当さん、
メンバーの出欠を把握して練習計画を練って下さる方、
パーティーなどで思わず‘アラッ素敵!’と思うようなお弁当やケーキを用意して下さる
スーパーセレブ主婦の方、みんな縁の下の力持ちを演じつつ舞台の上でも頑張っています。


8月18日


夏休みをはさみ練習再開です。
立ち稽古とはいってもオペラなので先ずは発声練習から。
「皆さん、それぞれ自分の音域を広げましょうね~出るところまでで良いですよ~」
と佐々木先生。それにしても、「たっ高い!」そして「ひっ低い!」
それもそのはず、"魔笛゛の中でも一番の高音を歌う゛夜の女王゛の3・(点)Fと、
一番の低音を歌う゛ザラストロ゛のとっても低いF、
さらにそれぞれプラス3度の音域だったのです。
歌の中で"使える声"にするためには、
プラス3度出せるようになっていなければならないそうです。
"夜の女王"と"ザラストロ"役の人は、この音を出すために日々努力しているるんですね。
そして、今日はちょっと変わったお客様が来ました。
メンバーのひとりのお宅にホームステイしている27歳のアメリカ人アダム君です。
「マジック・フルート」(魔笛)が大好きという彼ですが、
公演会がある12月の前に帰国してしまうため
「日本のお父さん」さんの勇姿を見に来たそうです。
今日の練習は一幕冒頭の大蛇に襲われ気を失った王子"タミーノ"を助けた
"夜の女王"の3人の侍女"ダーメ"達が倒れているタミーノの介抱役を取り合う場面からです。
"タミーノ"役の人が遅れての練習参加だったため
日傘をタミーノに見立てて練習を開始したところ「倒れているだけならボクがやります。」
とアダム君が手を挙げてくれました。
"アダム王子"の登場にダーメ達はたちまちハイテンションに。
心なしかいつもより艶っぽい声とオーバーリアクション!!
(ごめんなさい、いつものタミーノ様にけっして不満があるわけではございません。
でもアダム王子があまりに素敵なので…)
"気位が高いハイミスで、大蛇も一撃で倒すほどの強さを持つのに、
イケメンの若者には弱いダーメ"をまさに地でいってしまったようです。
モーツァルトの思うツボにはまってしまった??


lovely-prince


8月4日


今日は立ち稽古でした。先ず‘クナーベ(童子)’のアンサンブルから開始です。
クナーベは少年の天使で、女声か少年が歌う役柄です。
佐々木先生から説明いただいたイメージは、‘純粋・清らか・色で言ったら白’、
なので歌う声も‘ビブラートの無い透明な響き’でということです。
あまりクラシック音楽に馴染みがない友人に「オペラ始めたの。」と言うと、
大抵の場合「オペラって、あのスゴい声でバリバリ歌うやつでしょう??」
という言葉が帰って来ますが、役柄に応じて求められる声も変わってくるのですね。
‘小平のクナーベ達’のピュアホワイトのハーモニーをお楽しみにo(^-^)o
そしてお芝居でも少年ぽい演技が必要です。模範演技は佐々木先生。
スレンダーで素敵な佐々木先生のクナーベ姿に皆“胸キュン☆☆”だったようで
、練習後の「お疲れ様」や「さようなら~」と手を振る姿には
クナーベ入っている??という人が多数でした。
来週はお盆休みということで練習はお休みです。
では私もクナーベぽく「またね~」(あれ!アンパンマンになってる?)


7月28日


先週に引き続き音楽練習が行われました。
今日はいつもと趣向を変え、
暗譜で歌ってからピアニストさんから注意すべき点を指摘していただき、
そこを楽譜で確認してから再度歌ってみるという形で練習しました。
楽譜を見ると、指摘事項はほとんどがバッチリ書き込みされており、
なかには目立つように◎や☆マークや″注意!″の表記まで・・・
最近までの課題の暗譜は、やっと目処が付いたと少し安心しかかっていたのですが、
まだまだ甘かったようです。
楽譜の再確認の時には、
「僕の楽譜にはこんなふうな表現で書いてあるよ。」と絵を描いてくれる人もいます。
イメージを書き留めておくのはとても難しいので、
他の人のやり方を教えていただけるのは参考になります。
大勢で一緒に練習をするメリットのひとつかもしれません。


7月21日


今日は音楽練習でした。
小平オペラでは、佐々木先生・井上先生のほか
3人のピアニストの方々にもご指導いただいています。
先生方の間には連絡ネットワークがあり、毎回の練習内容を共有しているそうです。
私達は、それぞれの先生方から色々な観点やアプローチの仕方での
レッスンを受けることが出来るという‘とってもお得’な状況にあります。
立ち稽古もだいぶ回を重ねてきた今日この頃、
音楽練習であっても〈オペラの一場面の歌〉であることが必要です。
「このフレーズのなかで一番重要な言葉は?」、
「本当にそう思って歌ってる?全然そうは聞こえな~い!」とのピアニストさんからの注意。
解決法には‘歌い方の技術’と‘気持を込めて’があるようです。
自分が歌っているときには‘とにかくやってみる’のですが結果はよく分かりません。
でも、他の人の歌を聞いていると「あ!変わった。」と、よく分かったりするものです。
ちなみに、本日一番の熱演は、もちろんピアニストの掛場さんでした。


7月14日


今日は二幕を中心に立ち稽古を行いました。
前回の復習をしながら、少しずつ新しい演技をつけたり表現を深めたりしていきます。
『魔笛』に登場する悪役と言えば、まず‘モノスタトス’があげられますね。
演者の人柄からか‘ほんのり優しげなモノスタトス’が、
井上先生の〈笑い方〉の指導でたちまち‘ダーティなモノスタトス’に変身しました。
笑い方にも「ハハハッ!」「ヒヒヒッ!」「※■$★∴!」?と、色々ありますが・・・
ダーティな笑い方にご興味のある方は、是非12月の公演をご覧下さい。


6月30日


今日はアンサンブルを中心に音楽練習でした。
5月に突然始まったこの練習日記ですが、
「小平オペラ協会では何を練習しているのかな?」とお思いの読者の方が
大勢(だと嬉しいです)いらっしゃると考え、ちょっぴり宣伝です。
今年の公演は12月8日(日)、モーツァルトのオペラ「魔笛」です。
ただいま素敵な舞台を目指して皆で奮闘中です。
是非是非、見に来て下さいね(^.^)b


6月23日


第2回目の立ち稽古が行われました。
歌と演技の間合い、台詞と歌の声のポジション‥‥
難しいです(*_*)


6月16日


前半は合唱、後半はアンサンブルの音楽練習を行いました。
先週迄の練習で全体の流れをつかんだり、暗譜が進んできたのをふまえ、
合唱やアンサンブルの向上を目指します。
具体的には、音色・発音・リズム・呼吸をそろえたり、
歌詞の内容をどういう気持ちで歌うかについて共通の認識を持つことなどです。
美しいハーモニーになっていない部分を紐とくと必ず理由があるようですね。


6月9日


いよいよ今日から立ち稽古がスタートです。
皆どんな演出になるのかとドキドキです。
舞台装置担当さん手作りの小道具も少しずつ準備されています。
自分の出番ではないところでは楽しみながら見ているのですが、いざ演じる側になると汗だくです。
今年も暑い、いぇ熱~い夏になりそうです。
小平オペラ協会で演出をお願いしている
井上肇先生が出演される テレビ番組をご紹介致します。
***
NHK 大河ドラマ「八重の桜」
23回(6月15日)・24回(6月16日)・25回(6月23日)

テレビ朝日 土曜ワイド劇場
「100の資格を持つ女7」6月15日

NHK「妻はくノ一」6月20日スタート


6月2日


音楽と台詞の通し稽古を行いました。
先週上手くいかなかったところは、念入りに返しながらの練習です。
台詞を読むだけでいっぱいいっぱいの私のような新米がいる一方、
ベテランさん達はさすがです。すっかり役にはまっていて、
思わず観客になって聞き惚れてしまいました。


5月26日


前半は佐々木先生ご指導による台詞を交えての音楽通し稽古、
そして後半は演出の井上先生による演劇ワークショップが行わなわれました。
ワークショップでは、演劇の基礎となる姿勢・呼吸・声出しや演技について
実践的なご指導をしていただきました。
それにしても、メンバーの皆様の普段の大人の顔からは想像つかない弾けっぷりw(°O°)w!!
上手くお伝え出来ないのが残念です。


ワークショップ其の壱

ワークショップ其の弐

ワークショップ其の参




5月19日


ピアニストの中井さんのご指導で、先週に引き続き音楽の通し稽古が行われました。
初めての暗譜にトライした人も。
暗譜だと、あやふやなところや歌えないところがクリアになりますね。アレ?私だけ??


練習風景其の壱

練習風景其の弐




5月12日


今日は佐々木先生ご指導のもと初めての音楽通し稽古でした。
一曲づつの練習と異なり歌い出しが難しいですね。フーッ!
6月から始まる立ち稽古に備え暗譜が課題です。
♪苦しみ耐え道を行けば…♪ 頑張りましょう!

♪♪広報担当♪♪




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